以前から「遠足でカワスイへ行けたら良いよね」と
職員間で話していました。
せっかくなら「川崎市役所展望台も子どもたち喜ぶかもね!」とこの度は
展望台&水族館の二本立てという壮大な遠足を計画しました。
しかも2歳児クラス以上での実施です。
前日は大雨。「明日の遠足大丈夫かな?」と心配する声に
「Hay Siri!が明日は晴れる🌞と言ってたよ!」なんてやりとりが交わされたり。
夕方、カートのカバーに溜まった雨水を捨てながら、
「明日は晴れますように」と空に向かってお願いしてしまいました。
Hay Siriの予想通り、当日の朝はスッキリと晴れ渡り遠足日和りとなりました。
保育園の中では、
『今日の天気は晴れ~~~ 遠足に行け~~~ま~~すウ。!!』
子どもたちの元気過ぎる声が響きわたっていました。
はやる子どもたちに急かされるように園を出発します。
今日はPASMOもSUICAも使いません。切符を券売機で買うところから・・・
それぞれが切符を持ちます。これも子どもたちにとっては初体験。
『失すといけないから先生が持ってあげようか?』
と言っても、首を横に振り譲ろうとはしません。
『失したら歩くんだよ』
と言っても、そこは譲れないようです。しっかりと握りしめ無事に川崎駅に到着しました。
まずは川崎市役所展望台を目指します。
エレベーターの扉が開くと、、、
目の前には大きな空が広がっています!!
「うわ~~~、すご~~~い!」
子どもたちから歓声が上がります!
「見て見て!川が大っきい~~~」
「電車だ~~!」
「こっちには船も見えるよ~」
「どこどこ!!」
大興奮の子どもたち。
「歩いている人があんなに小さい~」
「ゴジラになったみたいだね~~」
想像力のたくましい子どもたちならではの感想です。
「これよ!これ!」この笑顔を見たかったのよ!!!
展望台に来られて良かった!私たちも大満足です。
興奮冷めやらぬところではありますが
ここで一息、お茶タイム。
『みんなお茶飲もっか~』の声に各々リュックを開けると、
毎度お約束のようにママの作ってくれたお弁当を出そうとする子。
『お弁当はまだだよ~』
「ママが作ってくれたんだ」
ママが聞いたら泣いちゃいそうな言葉を聞きながら
「でもまだなんだよねえ(笑」とヤンワリと諫めさせていただき
次の目的地、カワスイへ
カワスイは川崎駅のすぐ隣。いま来た道を戻ります。
さっき見下ろした360度キラキラ光る街並みと、
これから会える魚たち、そして早く食べたいお弁当のことで頭の中はいっぱいのようです(#^.^#)
水族館までは15分。バディとしっかりと手をつなぎ楽しそうに歩きます。
お待たせしました!まずは腹ごしらえから!
「見て見て~、ママが作ってくれたんだ」
「カーズのマット買ってもらったんだよ!」
(でも・・・何故かそこには座りません??)
「何で座らないの?」と聞いたら
「だってカーズが見えなくなっちゃう」(なるほど・・・笑)
あちこちでお弁当のお披露目大会が開かれて楽しいランチタイムでした。
「さあ水族館を見るぞ~!」
今度は色とりどりの魚が子どもたちを迎えてくれます。
赤、青、黄色とカラフルな魚たち。
「うわ~~~ きれい~~~」
「見て見て~、この魚 泳ぐの早~~~い。目が回る~~~~」
「うわ~~~ 何? この魚 骨まで見えてスケスケ~~」
大興奮のまま足を進めて行くと
「これ、な~に?」
そこには小さな水槽が。
上には指ほどの大きさの穴が開いています。
恐る恐る指を入れてみると・・・魚が指をコチョコチョコチョ
『うわ~~~くすぐった~~い!!』
ドクターフィッシュに指をコチョコチョされて大喜び。
時々、興奮が過ぎて先生に注意される一幕も。(想定内です)
『水族館では騒ぎません。わかった?』
「うん!」
と、しっかりうなずいた2歳児さんたち。
と思ったら、すぐに
「きゃ~~~~~~~~~あ」
やっぱりわかってないね、、、((>.<))
そんな青さんを黄色さんはしっかりと気にかけて行動してくれていました。
ナイスアシスト!
色んな水槽を一回りしたら、そろそろ帰りの時間になりました。
「保育園に戻るまでが遠足だからね!」
「はいっ!」
帰りの電車の中でも心ワクワクは隠しきれない様子の2歳児さんたちでしたが、
7駅分の車中、静かに乗り切れました。
そして「荷物が重たいよ~」と愚痴りながらも最後までしっかり背負いきりました。
半日の冒険から帰ってきた子どもたち顔はワクワク、キラキラして見えました。
その分、引率の先生たちは緊張から解放されて、ぐったりして見えました(笑)
夕方、楽しかった遠足の絵を描いた黄色さん。
「水族館のカピパラが可愛かった」という意見が多かったのには
笑わせてもらいました。
流石です!
保護者からの喜びの声