今月の食育は煮干しでした
子どもたちに煮干しを見せると
「魚?」
と興味津々な様子
中には机に身を乗り出して間近で観ようとする子もいました。
実際に手に取ってみると匂いを嗅いだり、触感を確かめたり

子どもたちなりに何かを感じ取っていました
『どんな匂い?』
と聞くと
「魚のにおい」
「なんかわからない匂い」
とそれぞれな感想・・・
保育者から初めて見る煮干しを渡され、かなり警戒している小さなお友だちもいました。
でもやっぱり 目の前の煮干しは美味しそうに見えるようで
『今日は見るだけですよ』
と言われても
「食べたーい」
という声が聞かれました。
今回は魚の身体を知ろう!というテーマで紙芝居を使って簡単に魚の身体を紹介しました。すると小さい煮干しを丁寧に剥がし骨や内臓を取り出すことに挑戦しているお友だちもいました。小さな小さな骨を見つけたときには周りのお友だちまで喜んで真剣に見ていましたよ。真似して頭を取ってみたり、身体をちぎってみたりするうちに、煮干し粉のようになっていましたが・・・
そして、3歳児さんからはスケッチにも挑戦しました。

小さくて描くのが難しかったようで、どうやって描こうか悩むお友だちが多い中
煮干しを画用紙の上に置いてなぞるように描いているお友だちがいたのには驚きました。
紙芝居で見た“えら”を描いているお友だちもいて、小さな煮干しでしたが丁寧に剥がして得た情報を絵にすることが出来ることに成長を感じました。