年度最終日の行事『お茶会』
白い靴下で身支度を整えた子どもたち。
「お茶 苦くないかな?」
「お菓子 なんだろうね?」
「先生 お茶会って ご飯も出るの?」
(ブッ!これには思わず吹き出してしましました(笑)
ソワソワ、ワクワクで落ち着きがありません。
入室前に
『「本日はお招きありがとうございます。」と挨拶をして入るんだよ~』
「は~~~~い」
『では始めます。皆さん お静かに』
『では○○くんから どうぞ』
「・・・??」
「先生 何って言うんだっけ?」(笑)
畳のヘリは踏まないよ・・と教えたはずだが
ドシドシ、バタバタ ゴジラかい!!(笑)
『皆様 本日はようこそお越しくださいました。』
亭主の園長先生が挨拶するのをニコニコ いやニヤニヤしながら見ている黄色さん達(年少児以上)!
『ハイ! 少しは緊張してくださいね!』
と言われるほどにニヤニヤ・・・本当にこんな時まで仲良しです。
一方、初お茶会の二歳児男児カルテット。
こちらは全く違った意味でリラックス状態です(笑)。四人揃って、壁にもたれて、白い脚を投げ出してキョロキョロしています。(正座はどうしたのかな?)
供された茶菓子をパクパク・・・あっという間に食べ終えて、お薄で点てたお抹茶を出すと何と顔から飲みに行きました!!
『ワンちゃんではないので両手で持ちますよ』
こちらは笑いをこらえるのに必死です。
「もう いい?」
のひと言で、これにてお茶会終了(中断かな?)
『いいよ いいよ 終わりにしようね。』
園長先生も脚のしびれが限界のご様子。
『ご馳走様は言って帰りますよ!!』
素直なカルテットらは
「ごちそうさまでした~~~~!!」
お昼のご挨拶か~~~い!?(笑)
四人が退った畳の上にはなみなみとお薄の入った茶碗、それに茶色の薄皮やら、丸めた懐紙が残されておりました(笑)。
「青さん終わったら先生たちにお茶点ててあげる~!」(先生たちもうれしそうです。)
と張り切っていた年長男児。
見よう見まねでお茶を点て(「これ やりたかったんだよね!」(喜)
「まあ 飲んで 飲んで」
と差し出してくれます。
『おいしく頂戴しました。』
と言われ、喜ぶ顔が何よりキュートです。
『結構なお点前で・・・』
さあ片付けようと思ったらる
「先生~もっと飲みたいんだけど!」
と言われ、かれこれ一時間。
自分たちでお茶を点てて、ガブガブお抹茶と私の虎の子のお菓子を躊躇無く、カリカリかじり、ついにはオレオとミルクのように和三盆を抹茶にチャプチャプ、一時 和室は和風喫茶と化していました。
去年は一口口を付けただけで苦虫をかみつぶしたような顔で
「ブえ~~ 苦~~~い・・・」
と言っていた子達が、お茶菓子の力を借りたとは言え
「苦いのが旨い!」
「おかわり!」
と味わいを楽しめたこと、それすらも成長をしたなと何だか嬉しくなったお茶記でした。
今度はもっと小さい子でもやってみたいな?と思ってしまいました(どうなるかは解りませんが(笑)。
行事を毎回楽しみに日常生活に目標を立てて頑張っていた園児たち
『よく出来ました!!💮』